2010年にメジャーデビューし、セカンドシングルとしてリリースしたのが、この「スターライトパレード」。
今風のデジタルサウンドとファンタジックな世界が融合した美しい楽曲です。
SEKAI NO OWARI 「スターライトパレード」
まるでおとぎ話か寓話を読んでいるような穢れのない歌詞に、
爽やかなサウンドと透き通る歌声が耳にいつまでも残るこの曲。
SEKAI NO OWARI(世界の終わり)という、爽やかな楽曲とは裏腹なバンド名の4人組が、
今までにない新たな世界の始まりを聴かせてくれます。
深夜の音楽番組で初めて耳にしたのですが、一気にこの世界観に引き込まれて目が覚めた記憶があります。
女の子がピアノを弾いて、エレキギターをまるでウクレレのように胸元で弾くギタリスト。
映画で銀行強盗が使うピエロのお面をしたDJに、草食系のヴォーカルの男の子。
そしてグループ名が「世界の終わり」ときたもんだ。
最初はちょっと不気味というか、うまく理解できなかったのですが、
やっぱり歌は嘘をつかないというか、そこを信じればいいんだというか。
あ、良いグループなんだと感じました。
この平和ムードまっしぐらの日本で、なんで「SEKAI NO OWARI」なんて名前を?と思って調べると、
ローマ字表記にすると「NO WAR」と「INORI」という文字が含まれているからだと知りました。
まあ、あとは自分たちがうまくいかなくて世界の終わりだと感じていたとき、今の仲間と音楽があったから、終わりから始めようという想いもあるとのことです。
他の曲も、ファンタジックな世界でいい感じなので、
心が荒んでもやもやしている方はぜひ一度聴いてみてください。