時代を駆け抜けた名曲 MyRevolution 渡辺美里

MyRevolution 渡辺美里

1986年に発売された渡辺美里の4Thシングル。
80年代のJ-POP界をトップで走り続けた渡辺美里の出世作品。
作曲は小室哲哉。終始高いキーと転調が何度も繰り返される新しい手法は、後にglobeや安室奈美恵を大ヒットさせる楽曲の前進ともいえる曲がこの「MyRevolution」といえるかもしれません。


渡辺美里 「MyRevolution」 PV

時代を駆け抜けた名曲「MyRevolution」。
これを聴くといつも胸を震わされ鼻ツンしてしまいます。
胸の下に静かに積もり沈んでいた感情やエネルギーをかき混ぜられるような、
理屈抜きでハートに響くこの曲がいまだに忘れられません。

当時はまだ無名だった小室哲哉が曲を作って直接ピアノを弾いて聴かせたところ、
渡辺美里は鳥肌が立つほど衝撃を受けたというのは有名な話。
歌詞は渡辺美里を見たイメージで描かれ、
コーラスは渡辺美里がたまたま鼻歌で歌っていたところ、
それがいいということで採用されたらしいです。

反抗期や思春期で混沌としていた若い頃、
この曲に出逢って勇気をもらった人は多いのではないでしょうか。
初めて聴く彼女の、何からも縛られないまっすぐで突き抜けるような声と、
強い眼差しの中にどこか悲しげでガラスのように脆い存在感に、
とても衝撃を受けたことを思い出します。
この曲をリアルタイムで聴けた青春時代が、今思うととても幸せですね。

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