『SP』シリーズ、ついに運命の最終章。
謎に包まれてきた尾形の「野望」の真相がついに明らかに。
鍔迫り合いの権力争いをする政治家、影で国家を動かそうとする若き官僚たち、力によって世の中を変えようと暗躍するテロリスト、警察内部でうごめく正体不明の影。
それぞれの野心がぶつかりあい大きな渦に巻き込まれる、ひたすら命をかけて職務を全うするSPたちの運命はいかに。
→「SP革命編」オフィシャルサイト
「SP革命編」 映画予告
深夜のドラマからスタートして数年、ついにドラマの最後。
すべての謎が明らかに!と期待に胸を膨らませて観ました。
おなじみのオープニングテーマがかかると、
血湧き肉躍って前のめりでスクリーンに釘付けとなってしまいますね。
前編の「野望編」に劣らずのアクションシーンがひっきりなしに続くのが見所です。
それはそれでとてもよかったのですが、アクションに重きを置いてしまったために、
ストーリーが駆け足になってしまっている感も。。。
もう少しライバルSPとの物語的展開があってもよかったと思うし、
官僚チームらの存在ももう少し丁寧に扱ってほしかったなと。
尾形の革命計画もちょっと稚拙というか、
今までの尾形の冷静沈着な行動を考えると突然感情に走りすぎて、
いきあたりばったりになっているところが残念。
と、あまりに好きすぎる映画なのでつい辛口になってしまいますが、
もちろん全体的には素晴らしい出来上がりとなっています。
やっぱりアクションがすんごいです。
ハラハラドキドキがラストまでずっと続くので心臓が忙しかったです。
でもこれ、ほんとに終わってしまうの?
終わってもいい終わり方?
・・・おっと、感想はここまで。