母とふたりで新生活を求めてアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレ(ジェイデン・スミス)は、環境になじめず同じ学校のカンフー少年たちにいじめられる毎日を送る。
ある日、いじめっこたちに追いかけられていたドレを助けたのが、マンションの管理人のハン(ジャッキー・チェン)だった。ハンはカンフーの達人で「自分を守るために使う」条件でドレにカンフーを教え始める。
そして、いじめっこたちとの決着をつけるために、カンフー大会に出場することになる。
「ベスト・キッド」 映画予告
こうなるんだろうってわかっていても、やっぱりおもしろい名作。
なんといっても、あのジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスが
師弟関係で配役されたというのがスゴイ。
ジャッキーのいつもの激しいアクションは見られないのが、ちょっと寂しいのですが、
今までにはない、ジャッキーの人間の内面にせまった演技は見どころです。
猫背姿や輝きのない瞳、まさに”老い”を演じたジャッキーの変貌振りは必見。
そして、ジェイデン・スミス君もなかなかの逸材。
カンフーアクションを見事にこなしているというか、かなり上手です。
万里の長上で修行するシーンはとても映像がキレイで感動もんです。
そして劇中にも随所に出てきますが、ダンスがめちゃくちゃうまい。
ちょっとびっくりしました。
やっぱり、鷹からは鷹が生まれるものですね。
大筋のストーリーは、前作を踏襲した内容となっており、
多少話もクサイですし、はっきしいって先が読めてしまうのですが、
わかっていても感動して泣けてしまう、爽やかな少年記ムービーです。