ノルウェイの森

ノルウェイの森

1987年9月、村上春樹の書き下ろし作品として上下巻が刊行され、「世界の中心で、愛をさけぶ」に抜かれるまでは発行部数トップの大ベストセラー。
主人公のワタナベが37歳のときに、飛行機の中で流れたビートルズの「ノルウェイの森」を聴いたとき、18年前に死んだある女性のことを思い出すところからストーリーははじまる。
生と死、そして恋愛に揺らぎ、悩まされるひとりの青年の青春グラフティ。

「ノルウェイの森」というタイトルからは想像できない、ちょっと衝撃的な作品でした。
なんなんだろう、この次から次と読者を裏切る衝撃的な展開は。
それでいて惹きこまれてしまう、水のように流れていく文。
高鳴る鼓動を感じながら文字を追っていくのは久しぶりでした。

「10代の若いときにしか読めない本、読んでおいたほうがいい本はある」と、テレビに出ているコメンテーター宮崎哲弥氏が言っていましたが、まさにこの本がそうではないかと思いました。

きっと10代、20代、30代と、その年代で感じるものが違うと思うようなそんな本でした。
今10代の方がもし読んだのであれば、10年後にもう一度読み直してほしい。
きっと感じるものは違うはずです。

若いころにこの本を読んでいたら、相当刺激が強かったかも。。。
良いか悪いかはわかりませんが恋愛感や将来の人生観に少しは影響がでていたかもしれません。
そして、読む人によって感じ方が大きく変わるこんな本もめずらしいかもしれません。

なので、ここでは本の内容にはあまり触れないでおきますね。

そして映画化が決まって公開されましたね。
映画と本はどの作品でも雰囲気が変わってくるもので、
本のすべてを映画に求めるのは違うと思うし、
またその逆もそうであって。
つまり、文字と絵だと伝えられる世界観は多少変わってくるものだし、
変わってくれないと面白くない。
小説のように、細かいストーリーを描ききることは時間的に無理だろうけれど、
俳優さんや音楽やそれこそ映像の美しさで楽しませてくれることを願います。

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