武士道シックスティーン

武士道シックスティーン

中学校全国大会2位の実績を持つ、剣道エリートの香織。
圧倒的なパワーとスピードの剣道を身上とし、異常なほどに勝負にこだわり続ける超負けず嫌い。
そんな香織のライバルとなるのが、日本舞踊から剣道に転向し、勝負にはこだわらないお気楽な性格の早苗。
このふたりが、中学最後の区大会で対戦相手として初めて出会うことになり、実力・実績ともに圧倒的に上回る香織がなぜか負けてしまう。
そしてふたりは同じ高校の剣道部へと進み、運命の再会!
ここから2人の青春剣道物語が始まります!

これほど面白い青春スポーツ小説を読んだのは初めて!
マンガはスラムダンク、小説では武士道シックスティーン、と叫んでもいいくらい。
絶対おすすめの本です!!

剛の剣道の香織と、柔の剣道の早苗。
性格も剣道スタイルもまったく正反対だけど、それぞれに悩みを持ち、挫折も味わいます。
香織は早苗に負けた理由を追求し、とことん技に磨きをかけようとします。そのことでどんどん孤独になっていきます。
そんな香織に早苗は翻弄されながら、自分の剣道に対する想いを考え始め、剣道に目覚めていきます。
ふたりの成長していく姿が実にかっこいいし、出てくるキャラクターもとても活き活きしていて、ついこっちが笑顔になったり悲しい顔になってしまったりと感情移入してしまう、そんな本です。

作者の誉田哲也さんは、香織を多部未華子、早苗を夏帆に設定してキャラ作りをしたという裏話も。
自分は、香織は成海璃子がイメージにぴったりだなぁと思って読んでいました。

剣道+女子高生という一見ミスマッチな設定だけど、汗臭くなく爽やかな物語として仕上がっています。
そして笑えてしまうシーンも結構あったり。
こんなに何かに一生懸命な学生時代を過ごしてみたかった!と思う、純粋で真っ直ぐで、とても清々しい青春小説です!

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